免疫力を上げる食事とは?

今一番と言っていいほど心配なのは、新型コロナウイルスではないでしょうか
食事でその対策が出来たら…と思っていませんか?
食事で体質改善にまで効果があり健康になれるとあって、
欧米では、「マクロビオティック(通称:マクロビ)」を実践している
有名人が多いのはご存知ですか?
欧米にマクロビオティックを広めた人は、久司道夫(クシミチオ)という日本人の先生です。
最近日本でもかなり有名ですね。
歌手のマドンナをはじめ、ジョンレノン、クリントン元大統領などが
久司先生の指導を受けたと言われています。
その他、ハリウッドのスター達(ニコール・キッドマン、シャロン・ストーン、
グウェネス・パルトロウ等多数)やスーパーモデル達をはじめ、
全米で約400万人以上がマクロビオティックを実践しているといわれています。
マドンナの場合は、息子さんがアレルギーで悩んでいたのもあって始められたそうです。
彼女の元プライベート・シェフはなんと『西邨まゆみ』さんという日本人女性なんですよ。
私も22年ほど前、アメリカの健康食品事業をやっていた時に、
ボストンで久司先生と出会い、それ以来、マクロビオティックのいいところを取り入れています。
では、”マクロビオティック”とは何でしょうか?
マクロビオティックとは
マクロビオティックとはギリシャ語が語源です。
マクロ(大きな) + ビオティック(生命術・学)のことで、
「長く思い切り生きる為の理論と方法」「大きな視野で生命をみる事」を意味します。
今は日本よりアメリカで実践している方の数は多いようですが、
日本人が考案した日本の伝統食がベースになった環境と体に優しい生き方です。
その1つに食事法があります。
細かい事を言うと、流派も沢山あり大変なのですが、
簡単に言うと以下の4つを守ればいいのでは?
と思います。
1.全粒穀物を摂る量を増やし、主食として摂る。2.副食として、野菜や豆、海藻などの植物性の物を摂る量を増やす。3.動物性食品、砂糖やお酒を減らす。4.食物の質を、自然な物に近づける。
1.の全粒穀物というのは、米なら白米より玄米や分搗き米を食べたほうが、
たんぱく質やミネラル等の栄養もあるので、健康的です
2.3.は、動物性の肉や魚をあまり取らなくても、野菜や豆、海藻などの
植物性の物でたんぱく質はとれるので身体に支障はありません
何故、減らした方がよいかというと、取り過ぎると脂肪が増え、健康や美肌を損ねる要因になるからです。
ですから牛乳や乳製品も減らした方がいいです。
4.は、なるべく調味料も含む食材に添加物が入っていないものや、
できるだけオーガニックに近いものを選ぶという事です
ここまで読むと、何だか食事を作るのも外食するのも、すごく辛そうです…。
でも、もちろん急に「健康の為!」と言って無理をする必要はないのです。
病気治療するためのマクロビオティックではないなら、
自分の出来る範囲で楽しんで取り組むのが一番だと思います。
無理しない程度に、例えば
〇主食を玄米にしてみる
〇肉を食べる回数が週3回だったら1回に減らしてみる
〇パンを買う時に全粒粉の茶色いパンを買ってみる
〇産直の旬の野菜を取り入れる
〇海草、豆、きのこ類を食べる回数を増やす
〇添加物の入ってない調味料を使う…など。
玄米を食べることは、必ず沢山噛む事にもつながるので、
それだけでも健康に違いが出てきた気がします
食べ続けて慣れて来ると、たまに白米を食べた時に物足りない気がする程、
玄米の美味しさにはまります。
甘さの種類が違うような気がしますよ。
女性に多い便秘の解消にもなりますので、症状のある方にはお薦めです。
また、味噌汁は具沢山にして、野菜や豆腐、海草を入れてみましょう。
海草はわかめ以外にも、ふのりやあおさ、寒天(かんてんパパ等そのまま入れれるタイプ)、
めかぶ、とろろ昆布等を毎日種類を替えて入れると飽きないですよ
別の機会に、食材の入手方法もお伝えしたいと思います。