【動画】主食の質が人生を変える②~人の適応食とは?

今回は「主食の質が人生を変える」をテーマにお話した5回シリーズの2回目となります。
まず、根本的に健康になるために「人の適応食とは何か?」を知っていただきたく、
解説動画を作成しましたので、ぜひご覧ください。
まず、一番食事で重要なのは「食の三原則」です。
これは、古来から言われているものです。
この食の三原則を覚えておくと、健康的に暮らすには
日々の生活の中で、何を食べたらいいか分かるようになります。
その1つが適応食というものです。
自然界の動物にはこれだけ食べれば栄養の6,7割満たせるものがあります。
例えば、パンダは何を食べてますか?
毎日笹ばかり食べていますね。
コアラは、何を食べてますか?
ユーカリの葉っぱばかり食べています。
パンダは笹だけ食べてて
コアラはユーカリだけ食べます。
それを食べるだけで
ほとんどの栄養は満たせるのが適応食と呼ばれるものです。
我々、人も自然界の動物の一種なので
それだけ食べて
栄養の6,7割が満たせる
という適応食があります。
人間にとっての適応食とは?というと、
「穀物菜食」であるといわれています。
これは人間の体の構造や進化の歴史を見ていくと明らかです。
例えば分かりやすくいうと、歯を見てみましょう。
私たちは32本歯があります。
そのうち20本は臼歯と言われる穀物をすりつぶすのに適した歯です。
私たちのあごの構造は、縦にも動きますが
横にも動きます。
横に動くのは
穀物をすりつぶすのに適した歯ということです。
ライオンとかトラなど肉食動物は縦にしか動きません!
さらに、私たちの体の中の酵素の割合は、
炭水化物を分解する「アミラーゼ」は沢山入っていますが
脂肪やたんぱく質を分解するための酵素は、10%ほどです。
人体は穀物菜食に適した体の構造をしていると分かりますね。
食の3原則の1つ目は「人の適応食が穀物菜食である」と覚えておいてください。
2つめに身土不二があります。
別の言い方で言うと「地産地消」と言われます。
自分の住んでいる所に近い物を食べた方がいいという法則です。
今は交通が発達してるので遠くから運べますが
本来は自分の住んでいる20キロ四方しか食べられなかったのです!
私たちは本来、自分の近くにある
周りの物を食べるだけで健康に生きられるよう作られています。
なるべく自分の住んでるところに近いもの、
または気候に近いものを食べるといいですよ!
3つめが一物全体と言って丸ごと全部食べるということ。
例えば、お米だと胚芽に栄養があります。
お米は、胚芽の周りの糠(ぬか)に9割の栄養があります!
糠を削ったのが白米で、日本人の殆どは白米を食べていますが
米へんに白と書いて粕(かす)と呼ばれる白米には、ほとんど栄養がありません!
米でも野菜でも、出来るだけまるごと全部食べることが大事です。
丸ごと一物全体といって、全部食べましょう
というのが3番目の原則です。
・人の適応食は穀物菜食
・身土不二
・一物全体
を守ると食事の質が各段に良くなります!!
すると、腸の中が綺麗になって
血液がサラサラになって
一つ一つの細胞が元気になって
身体全身が健康になっていって
最後には、心のバランスまでもとれて、好循環に!
まず食の三原則を知って、活用しながら生活しましょう!!
具体的に、もっと詳しく知りたい方は
ぜひ動画をご覧になって、参考になさってみてください。